中山神社 (串原)

提供:安岐郷誌
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中山神社(なかやまじんじゃ)[MAP]は串原の山にある神社。境内は鬱蒼とした杉の巨木に囲まれている。

串原の中央の山の上にあり、メダリオン・ベルグラビアリゾートというゴルフ場のクラブハウスの向かいに駐車場への入り口がある。

案内板

中山神社由緒

美濃国中山神社は大和国吉野金峯神社より分祀された社であり、金峯山明神 (広国押武金日命(ヒロクニオシタケカナヒノミコト)) 金山毘古神・金山毘売神の三神を祀る。

古事記に「伊邪那岐命(いざなぎのみこと)、火の神軻遇突智神(かぐつちのかみ)を生み給うとき悶熱懊悩咽(かれなやむよっ)(くにし)給う。これ神と化為()り坐しつ、名を金山彦」とある。古くから金山彦神は、生物の枯死を防ぐ神として崇敬されており、病、災難、諸厄を祓い除け、浄むる神、又吉兆をもたらす神、として祀られています。

おいぬ様 往昔、吉野金峯山より美濃国中山神社として分祀されし折、大神は狛犬に駕してこの地に遷り祀られたと伝へられており、本社では往古より山犬を御神使と仰ぎ土焼き製の狛犬を「お犬さま」と称して、難病、盗難、その他の諸難、厄災の防護神として祀っている。

中山太鼓 (岐阜県指定民族重要無形文化財) 天正二年、武田勝頼の美濃侵攻に際して迎え討った武田軍の将、串原弥左衛門配下の武士達は、本社々頭にて大太鼓を拳で打ち破り、締太鼓を焼き浄めた矢にて折れ尽きるまで打ち鳴らして武運を祈願した古事を伝承し「中山太鼓」と呼称して祭り行事として伝えられている。

中山神社社叢 (岐阜県指定天然記念物) 境内に自生する樹木は、いずれも三〇〇年以上の樹齢を保ち、群生する自然生態として貴重な存在である。

以上
中山神社社務所

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資料撮影 2009/08 [1]

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