利用者:Torao/メモ/方言
提供:安岐郷誌
岐阜県中津川市阿木で使用されている (使用されていた) 方言について思い出すままに書き記す。だいたい名古屋圏三河-信州属恵那系統。
あ行
- あばける
- ふざける。軽率に振る舞う。暴れるの変化系。子供に対して使うことが多い。
- 用例「車来よーるにあばけとっちゃかんぞ。」
- あんぼ
- あんこの入った大福のような餅。検索すると新潟あたりで使われているらしい。また信州ではおやきもあんぼと言う。
- あんぬく
- 元は
仰向 くが名古屋周辺で変化したもので上を向くという意味。ただし阿木で使用される場合は「呆ける」のニュアンスが入り、よそ見をする、ぼんやりするという意味で使用される。 - 用例「車来よーるにあんぬいて歩いとっちゃかんぞ。」
- おぞい
- 「おぞましい」から変化したものか。粗悪、粗末の意味。
- 用例「取ってが取れちまうたーなんちゅうおぞい鍋や。」
- おちゃんこ
- 正座。現在の岐阜の方言では幼児が座るというニュアンスで使われるが元々は正座の意味である。
か行
- がまと
- 川の岩の下にある隙間。あめのなどの川魚が潜んでいる事が多い。
さ行
た行
な行
は行
- はしゃぐ
- 干していたものが乾くこと。主に洗濯物に対して使われる。
- 例「洗濯物がはしゃいだら取り込んどいて」
- ババい
- 汚い。薄汚れたの意味。近畿地方で用いられるババに由来する。
ま行
- まる
- 排泄をすること。古語動詞だが長野から愛知にかけて現在でも使用されている。
- 例:しっこをまる。うんこをまる。