坂本郷

提供:安岐郷誌
移動: 案内, 検索

坂本郷(さかもとごう)は平安時代中期に編纂された和名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)に記されている美濃国恵奈郡六郷の一つ。比定地域については坂本神社のあったと考えられる坂本を中心とした地域、または神坂峠下の坂下周辺地域と諸説ある[1]

  • 神坂峠の下にあたることに由来し坂本神社が千旦林の八幡神社にあてられていることから、旧坂本村、中津町、落合村に比定。(大日本地名辞書)
  • 東山道坂本駅とは別の地。坂本神社の所在から現在の中津川市坂本。(濃飛両国通史)
  • 東山道坂本駅と同地。坂本神社のある千旦林、坂本駅の比定地駒場村を含め、落合、中津川、駒場、千旦林、手金野、茄子川。(日本地理志料)
  • 坂本駅は可能な限り神坂峠の近くに設置され現坂下町にあったと推定。しかし大井駅が廃絶すると土岐までの距離が長いため千旦林か駒場に坂本駅を移設。旧駅家郷を坂本郷とした。(岐阜県史)
  1. ^ 日本歴史地名大系, 平凡社地方資料センター, 1993年, 平凡社, ISBN 978-4040012100

参照

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
Sponsored Link
ツールボックス
Sponsored Link