堀田屋敷跡

名所旧跡
堀田屋敷跡
住所	岐阜県中津川市阿木字久須田3556
位置	N35:23:44.83/E137:27:27.69

堀田屋敷跡(ほったやしきあと)は久須田農免道と明知鉄道が交わる場所にある中世の屋敷跡。この付近に残る堀田という小字は堀田氏の遺存地名である。阿木川を挟んで反対側に見沢八幡神社が位置し、そのちょうど中間に八幡神社の鳥居が立っていることから、昔は八幡神社からここまでまっすぐに路があったのではないかと言われている。

堀田氏は阿木城を守っていたと云われているが詳しいことは分かっていない。巖邑府誌が書かれた江戸時代中期にはまだ塁壁の跡が残っており鉾先や瓶の欠片などが出土したという。

現在この場所には久須田の集会所が建てられ金刀比羅の祠と久須田薬師堂、四十八夜石仏などが祀られている。

写真集

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  09/02/21 左が金刀比羅の祠、右は薬師堂。

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  09/02/21 四十八夜講の石仏群。

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  09/02/21 堀田屋敷前から西側。八幡神社の参道がまっすぐこちらに向かっている。

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  09/02/21 堀田屋敷前から東側。橋場、寺領、本庄、見沢を見渡せる。

伝承と四方山話

• 武田勝頼の軍勢に攻め込まれた時に阿木城に篭もって戦ったとも云われている (甲陽軍記に阿木城が堀田の城と記されているため?[要調査])。もしそうならば 1574年 (天正2年/安土桃山) に阿木に居た氏族である。

参照

• 阿木城跡
• 見沢八幡神社
• 岩村城
• 久須田薬師堂