躍進之碑
提供：安岐郷誌
![[MAP]](/map.png)
は新杜に建てられている石碑。「國道改良 農免道 圃場整備 躍進之碑 岐阜県知事 上松陽助」と刻まれている。
阿木広岡は遠く鎌倉時代に先駆者が拓殖し居をかまえ、爾来大洪水や山崩れの天災など幾多の歴史的変遷を経て、江戸時代に集落が形成され今日にいたったところである。この地は肥沃な水田としてしられていたが、その区画は狭小で各自の所有地も散在し、耕作は不便を極めていた。
このため圃場整備について過去いくたびか話題になりました。昭和四十七年に漸く地区住民の意思が決まり、同年に広岡土地改良組合が設立され、昭和四十八年度より市及び県営事業として農業構造改善事業 (区画整理面積74.5ヘクタール) が着手され併せて、国道363号線の改良阿木北部農免道路の新設及び地区内の道路整備事業 (道路延長5千6百余メートル) があいつぎ着工され、以来6年の歳月を経て昭和五十四年三月竣工をみるにいたった。
中津川市の豊かなふるさとづくりの一翼をになった歴史的な大事業に対して献身的な努力をされた多数の関係者に深く官感謝の意をさゝげ後世に伝えんとするものである。
昭和54年3月22日 中津川市長 小池保90x90px
