安岐郷誌:基本方針とガイドライン

2009年5月29日 (金) 15:51時点における版

書きかけのページ

このページは書きかけの内容が含まれています。この内容だけでは事柄を理解するのにまだ十分ではないかもしれません。

基本的な方針

著作権を侵害しない: 安岐郷誌は営利/非営利を問わず誰でも自由に利用できる Creative Commons ライセンスでの運用を行っています。このため他人の著作物が無断転載されると運用に大きな障害となります。

中立的立場を保つ: 客観的・中立的な立場での記述を心がけてください。

歴史を作らない: 安岐郷誌は独自研究や個人的見解の掲載を禁止していませんが、これはどういった見解や解釈が存在するかを読者が知り、後世に現代の歴史的背景を伝える事を目的としています。安岐郷誌はあなたの自論を歴史的な通説として広める場ではありません。

プライバシーを侵害しない

Wikipedia との違い

安岐郷誌の運営方針は基本的に Wikipedia と同じです。ただし、Wikipedia が百科事典を目指しているのに対して安岐郷誌は地誌を目指している点が異なります。

出展元の解釈の緩和: よりローカライズされた歴史や言い伝え、風俗文化、歴史的背景を記載できるよう、安岐郷誌では地域での伝承や自身の昔の経験、あるいは歴史的な出来事に関する自身の見解を「出展元」と認めています。ただし、個人的な見解を載せる場合には一定の制限が設定されています。#独自研究と個人的見解を参照してください。

ライセンスの違い: Wikipedia は GNU Free Document License ですが、安岐郷誌ではより自由度の高い Creative Commons ライセンスを採用しています。安岐郷誌の Wikipedia への転載に関して制限はありませんが、その逆は安岐郷誌側に GFDL の制限が派生してしまいますので禁止しています。

慣例的な章名

慣例的に使用されている章について。

四方山話(よもやまばなし): 内容に関連する余談的な話題や、より信頼性の低い通説・別説・反対説などを箇条書きで簡潔に記述します。

さまざまな見解: 個人的な見解を箇条書きで簡潔に記述します。

風習や伝承の記載

風習や伝承などの人文学を扱う話題では客観的な資料が存在しないケースも少なくありません。安岐郷誌は Wikipedia と同じく出展主義ではありますが、地誌という立場から、伝聞や記述者自身が過去に実際に見聞きした経験など「人」も出展元とみなしています。

しかし、自説や創作話をあたかも通説であるかかのように「～と言われている」と記述するケースもネット上には多く見られます。記述内容について読者が「聞いたこともない話」「間違った話」と判断した時、出展元に具体性がなければせっかくの情報が修正されてしまう可能性があります。

何時の話か: 慣例や風習は時代によって変化します。過去の風習などを記載する場合はいつの年代の話かを明記してください。第三者はその年代の人に聞く事で検証が可能となります。

何処での話か: 地区や個々の家庭のような限定された範囲での風習・伝承・昔話などは非常に興味深いトピックです。しかし、あまり広く認知されていない話題は創作話ととられてしまう可能性があります。なるべくどの地区で、どの家で、といった情報も含めてください。第三者はその地区の人に聞くことで検証が可能となります。

誰に聞いた話か: 伝聞や聞き取り調査を記述する場合はどういった立場の人から聞いた話かを明らかにして下さい。ただし、あまり突き詰めすぎると今度はプライバシーに係わる問題に発展します。「ネットだけでは特定できないが、現地に行って地元の人に聞き取りすれば出展元にたどり着ける」程度が良い線引きかと思われます。「当時の組合長の話では」と言ったような記述が良いでしょう。

独自研究と個人的見解

安岐郷誌では幅広い説を取り入れるために独自研究や個人的見解に基づく記述を条件付きで許可しています。しかし安岐郷誌はあなたの意見を通説として広める場ではありません。掲載の条件は、それが個人的見解であることが明確に分かり、その信憑性を後世の読み手が判断できるという点です。

伝聞表現へ転嫁しない: 私見を「～と言われている」というような表現で書かないで下さい。

独自研究の掲載

安岐郷誌には独自の郷土研究や調査資料を掲載することができます。ただし、掲載された内容には安岐郷誌と同じライセンスが適用される点に注意して下さい。これに同意できない場合は安岐郷誌内の関連ページから自分の研究内容を掲載したサイトへリンクすることでライセンスの適用を回避することができます。

独自研究は読者がそれと分かるように以下のルールに従って下さい。

ページ名の名前空間は 研究と調査:
ページの先頭にテンプレート {{研究と調査}} を挿入
ページの最終章に「トラックバック」を作成
ページの最後にカテゴリ [[Category:研究と調査]] を挿入
ページのどこかに署名と日付 ~~~~

例: ページ名「研究と調査:阿木川の氾濫と阿曽田遺跡」

{{研究と調査}}
縄文時代より阿曽田遺跡の歴史は阿木川と密接に係わっており…

~~~~
 
 == トラックバック ==
 {{Category:研究と調査|あきかわのはんらんとあそたいせき}}

諸説諸見解を幅広く拾うという理念から、独自研究の内容に関する第三者による修正は原則として禁止しています。内容に関する補足や反論を行う場合はそのページのノートを使用してください。または新たな独自研究ページを作成し、元のページのトラックバック章に新しいページへのリンクを挿入して下さい。

個人的見解の記載

安岐郷誌では個人的な見解の記述を条件付きで許可しています。独自研究以外のページへ個人的見解を掲載する場合は以下のルールに従って下さい。

内容との分離: 個人的見解であることが明確となるよう内容とは分離し「さまざまな見解」章を使用してください。またあまりに多い場合は「さまざまな見解」サブページを新たに作成しそちらへ移動して下さい。
短く簡潔に: 箇条書きの1項目で記述して下さい。論を展開する必要があるなら、それは独自研究か、あるいは個人的なサイトで行うべきです。
署名と日付: 文の最後に署名と日付 ~~~~ を加えてください。
見解の根拠を示す: 読み手がその信憑性や背景を評価できるように、見解を得るに至った根拠を具体的に示してください。何の根拠も示されていない場合は単なる憶測として誰かに削除される可能性があります。

== さまざまな見解 ==
* 前年に幕府から××令が出されてる事からその対応と思われる。~~~~

内容を閲覧する

安岐郷誌は誰でも自由に閲覧することができます。

Wikipedia へのリンクは破線が引かれています (個人設定でスキンを変更している場合は別の表示となります)。
はマークは地図へのリンクを表しています。

地誌という性質上、安岐郷誌の内容には言い伝えや私見なども混在しています。しかし、安岐郷誌のガイドラインに沿った記述が成されているなら、その記述が文献に基づくものなのか、伝承的なものなのか、それとも個人的な経験なのかが示されているはずです。最終的にどこまでが真実あるいは通説なのかは読者が判断して下さい。

内容にリンクする

ネット・紙面などの媒体を問わず、安岐郷誌内の任意のページに対するリンクや URL の掲載を自由に行うことができます (これらは引用とはみなされません)。

内容を編集する

安岐郷誌は誰でも編集することができます。

安岐郷誌は Creative Commons ライセンスを採用しています。

著作権者が CC ライセンスでの公開 ─ つまり著作権放棄を承諾したコンテンツ。例えばあなたが著作権を持っていて、その著作権を放棄したコンテンツ。
Public Domain に属しているコンテンツ。例えば著作権者の死後 20 年以上経過した文献や写真、古文書、古地図などが該当します。

たとえば GFDL である Wikipedia の記述内容を引用すると GFDL ライセンスが安岐郷誌に派生してしまいます。

内容を利用する

安岐郷誌は Creative Commons (CC) という自由度の高いライセンスを適用しています。いくつかの条件を満たす限り、有料・無料を問わず、誰でも無断で引用、改変、再配布、再販などを行うことができます。