実利行者の塚
提供:安岐郷誌
行者塚 | |
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180px 実利行者の塚 | |
住所 | 岐阜県中津川市阿木北側 |
位置 | N35:24:38.43/E137:29:08.09 |
祭神 | 実利霊神 |
人物
実利行者 (
1872年 (明治5年) に明治政府から修験禁止令が出された後も政府の追撃を逃れて活動を続行。1884年 (明治17年)、無様は死に方はしたくないという決意の元、即身仏となるべく熊野の那智の滝から飛び降りた。入水し命絶えた後においても座禅を組んだままの見事な御姿だったと言われている。この入水後からしばらくは那智の滝よりも実利行者をお参りに来る人の方が多く押しかけたという。
政府の目を恐れてか実利行者の塚はあまり存在せず、那智の滝と出生地の坂下、恵那山落合ルートを開いたと伝わる中津川市落合、そして阿木大野のここくらいしかないといわれている。森の中にひっそり祀られているのも役人の目から隠すためだったのかもしれない。
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09/06/15 実利行者と役行者。
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09/06/15 台座に信者の名前が彫られている。
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09/06/15 明治十七甲申年三月廿八日。旧暦の実利行者入水日。
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09/06/15 杉林の中に祀られている。