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打杭峠は阿木と富田の村境を分ける峠。さかしま桜の伝承が名の由来と云われている。
現在の国道363号が開通する前は塞之神神社の前を通り打杭溜池に出る道が国道だった (旧国道は現在でも通行可能)。またそれ以前は塞之神を直進し乗馬場の脇に出て富田の阿弥陀堂に出る道が岩村街道として使用されていた。また日帰から大円寺に出る間道もある。
打杭峠は阿木方向からの侵入を防ぐ要所であった。江戸時代には関所や処刑場が設けられており、また岩村城から見て鬼門 (北東) の方向にあたるため経塚が建てられたと伝えられている。
関連項目