いぼ石
提供:安岐郷誌
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ここから小石を借りて毎日をこすっていると[[w:イボ|いぼ]]が取れるという。外科治療や免疫治療がなかった頃の民間治療であろう。いぼが取れた後はお礼をして小石を返す。 | ここから小石を借りて毎日をこすっていると[[w:イボ|いぼ]]が取れるという。外科治療や免疫治療がなかった頃の民間治療であろう。いぼが取れた後はお礼をして小石を返す。 | ||
− | + | また武田の兵火から逃れた大円寺の{{ruby|希菴|きあん}}禅師が一休みした石とも伝えられている。希菴が殺された場所と云われる[[希菴橋]]、またその墓である希菴塚が飯羽間に存在する。 | |
== 文献散策 == | == 文献散策 == |
2009年6月20日 (土) 01:22時点における版
いぼ石は岩村の源吾坂上に置かれている霊石。いぼ神様とも呼ばれる。
ここから小石を借りて毎日をこすっているといぼが取れるという。外科治療や免疫治療がなかった頃の民間治療であろう。いぼが取れた後はお礼をして小石を返す。
また武田の兵火から逃れた大円寺の
文献散策
現地の由緒書きには以下のように書かれている。
巖邑府誌には希菴が休んだ石という話が書かれている。府誌が書かれた江戸時代中期にはいぼではなく
また源吾坂という城府北官舎の傍らに一つの霊石がある。希菴が戦火を避けてここを通った時にこの石で休憩したと云う。里人の風習ではこの石を縛って瘧 (熱病) のまじないをする。