お立ち待ち

提供:安岐郷誌
2009年8月13日 (木) 08:34時点におけるTorao (トーク | 投稿記録)による版

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お立ち待ち(おたちまち)とは旧暦の9月22日に日没から月が上がるまで願をかけて立ったままでいるという風習。

古来からの月見、また江戸時代後期に流行した月待講二十二夜に由来する。月待信仰は月に阿弥陀、菩薩、勢至(せいし)の三尊を見いだし月が出るまで念仏を唱える法会である。ただし庶民の間では月待ちにかこつけて集まり、飲み食いや遊びに耽ったり、願をかけて立ったままでいたりという風習として伝わった。二十二夜はおおよそ半月で月の出は夜半頃である。

月待講は全国的には明治の頃に廃れ、今では阿木や恵那地域でお立ち待ちの名前を知っている人も多くはない。

  • 立ったままじゃやることも無いので、大野から広岡の六地蔵を参って戻ってくると大体それくらいの時間になっておった。特に集まりもなくそれぞれの好き好きで行っていた。阿木の中なら大体通じていたが他の村でもやっていたかは不明 (伊藤さ)。

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