サワガニ
提供:安岐郷誌
澄んだ渓水が流れており湧き水のあるところに多く生息している。小さな沢や水溜りを伝って移動できるため砂防堰堤の上流でも見かけることがある。しかし護岸工事などにより住処とできる場所や餌となる生物が減ったためか、昔に比べて個体数は激減している。
昭和の時代まではどこの小川にもたくさん生息しており、小さな子供でも何十匹と獲れる事があった。多く取れたサワガニはそのまま素揚げや唐揚げにすると非常に美味である。寄生虫や病原体を持つものが居るため火はしっかりと通さなければならない。