坂本駅 (東山道)

坂本駅(さかもとえき)は古代東山道の駅名。比定地については中津川市駒場、千旦林、神坂と諸説あり、また大井駅の衰退によってその機能補填で駒場から千旦林へ移ったとも言われている。

延喜式兵部省によれば駅馬の規定10匹に対して30匹を備えており、東山道では近江国勢多駅、信濃国阿智駅と並んで最多であった。最も勢多駅は東海道との共用のためで、阿智駅も神坂峠を控えていたためである。