天狗森山・橋ヶ谷山登山コース

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(越沢ルート)
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== 越沢ルート ==
 
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越沢ルートは阿木の里側から[[越沢]] (寺川) の林道を登り天狗森-橋ヶ谷稜線に出るルート。[[飯沼村境図]]にもあるように古くは[[飯沼村]]、[[大野村]]、[[広岡新田]]から[[阿木山]]を越え[[槙平]]へ出る山道だった。
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越沢ルートは阿木の里側から[[越沢]] (寺川) の林道を登り天狗森-橋ヶ谷稜線に出るルート。[[飯沼村境図]]にもあるように古くは[[飯沼村]]、[[大野村]]、[[広岡新田]]から[[阿木山]]を越え[[槙平]]へ出る山道として利用されていた。
  
越沢口の簡易水道施設から天狗森山山頂まで約 4.2km、2時間30分である。里側であることからほとんどの場所で携帯電話の電波が通じる。距離が短いため高低差による勾配がきつく、尾根筋の作業路は細く藪や灌木が多くありあまり登りやすい道ではない。
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越沢口の簡易水道施設から天狗森山山頂まで約 4.2km、2時間30分である。里側であることからほとんどの場所で携帯電話の電波が通じる。稜線までの距離が短いため高低差による勾配がきつく、尾根筋の作業路は藪や灌木が多くありあまり登りやすい道ではない。また[[川上断層]]の断層面側であるため尾根が細く作業路沿いには山抜けしている箇所も見られる。
  
 
[[布袋野林道]]は雨水が流れた跡などがあるので、悪路に向いていない普通自動車は越沢口の簡易水道施設に停めておく必要がある。オフロード車であれば尾根筋の掘割まで登ることができるが、道が狭く折り返しが困難なため三森山線や三つ叉の株におく方が良い。
 
[[布袋野林道]]は雨水が流れた跡などがあるので、悪路に向いていない普通自動車は越沢口の簡易水道施設に停めておく必要がある。オフロード車であれば尾根筋の掘割まで登ることができるが、道が狭く折り返しが困難なため三森山線や三つ叉の株におく方が良い。

2013年1月6日 (日) 02:02時点における版

天狗森山橋ヶ谷山は阿木の里に面した山稜。双方の山頂をつなぐ稜線は約 1.6km の太い作業路で結ばれており、健脚であれば一日に二座を登ることができるお得な山である。

  • 風神神社より先では山の裏となるため携帯電話の電波が通じない (docomoは一部で通話可)。天狗森-橋ヶ谷稜線上まで出れば通話が可能。
  • 天狗森山山頂付近ではツキノワグマの痕跡が見られる。また猿やカモシカに遭遇する事も少なくないので熊鈴などの携帯が必要。
  • 阿木川の近くは険しいV字になっていることが多く不用意に近づかない方が良い。


目次

槙平ルート

槙平ルートは槙平から阿木恵那林道を進むルート。阿木恵那林道ゲートから天狗森山山頂まで約 5.2km、2時間である。

天狗森山に登る道としては最もポピュラーであり、山道は太く坂もなだらかで歩きやすいルートである。

槙平用水ルート

槙平用水ルートは狸沢から槙平用水を伝い、用水トンネルから尾根伝いに笹ヶ根へ出るルート。阿木恵那林道ゲートから天狗森山山頂まで約 5.5km、2時間30分である。

天狗森山山頂から槙平ルートに抜けると周回コースを取る事が出来る。

途中に急な坂道や歩きにくい笹藪があるので山歩きの服装が必要である。また目印や案内板などがなく、分岐や尾根を間違う可能性があるので登りルートで使用した方が良い。

越沢ルート

越沢ルートは阿木の里側から越沢 (寺川) の林道を登り天狗森-橋ヶ谷稜線に出るルート。飯沼村境図にもあるように古くは飯沼村大野村広岡新田から阿木山を越え槙平へ出る山道として利用されていた。

越沢口の簡易水道施設から天狗森山山頂まで約 4.2km、2時間30分である。里側であることからほとんどの場所で携帯電話の電波が通じる。稜線までの距離が短いため高低差による勾配がきつく、尾根筋の作業路は藪や灌木が多くありあまり登りやすい道ではない。また川上断層の断層面側であるため尾根が細く作業路沿いには山抜けしている箇所も見られる。

布袋野林道は雨水が流れた跡などがあるので、悪路に向いていない普通自動車は越沢口の簡易水道施設に停めておく必要がある。オフロード車であれば尾根筋の掘割まで登ることができるが、道が狭く折り返しが困難なため三森山線や三つ叉の株におく方が良い。

林道から尾根筋の作業路に入るために 5m ほど法面を登る必要がある。法面部分を注意して見るとジグザグに登る跡が見られる (夏場は草で隠れているかもしれない)。なお下山する時にはカーブ先端の掘割に突っ込んでしまわないよう注意が必要である。

尾根筋の作業路は急な坂道や藪、放置された間伐材などがあるので山歩きの服装が必要である。また目印や案内板などがなく、分岐を間違えたり掘割に突っ込む可能性があるので登りルートで使用した方が良い。

稜線の合流付近になると笹薮が現れるので、その手前で東南方向の細い作業路へ進むと良い。

関連項目

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
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