天狗森山

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{{ruby|'''天狗森山'''|てんぐもりやま}}は阿木の生活域に臨む高嶺の南側。{{ruby|<strong>天狗洞森山</strong>|てんぐぼらもりやま}}と呼ばれる事もある。[[川上断層]]の逆断層によって隆起した山である。
 
{{ruby|'''天狗森山'''|てんぐもりやま}}は阿木の生活域に臨む高嶺の南側。{{ruby|<strong>天狗洞森山</strong>|てんぐぼらもりやま}}と呼ばれる事もある。[[川上断層]]の逆断層によって隆起した山である。
  
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==概要==
 
名前の由来は定かでないが、古くは行事岳とも呼ばれる修験道の霊場であることから天狗の名が付けられたと考えられている。山頂には<strong>天狗森の池</strong>、<strong>天狗の腰掛岩</strong>などがあり、天狗森の池は古くから雨乞いの儀式で使用されていた (現在は埋没して窪地を残すのみ)。
 
名前の由来は定かでないが、古くは行事岳とも呼ばれる修験道の霊場であることから天狗の名が付けられたと考えられている。山頂には<strong>天狗森の池</strong>、<strong>天狗の腰掛岩</strong>などがあり、天狗森の池は古くから雨乞いの儀式で使用されていた (現在は埋没して窪地を残すのみ)。
  

2009年9月1日 (火) 04:34時点における版

山稜
天狗森山
位置[MAP]N35:23:59.06/E137:31:13.00
標高1,313m

天狗森山(てんぐもりやま)は阿木の生活域に臨む高嶺の南側。天狗洞森山(てんぐぼらもりやま)と呼ばれる事もある。川上断層の逆断層によって隆起した山である。

目次

概要

名前の由来は定かでないが、古くは行事岳とも呼ばれる修験道の霊場であることから天狗の名が付けられたと考えられている。山頂には天狗森の池天狗の腰掛岩などがあり、天狗森の池は古くから雨乞いの儀式で使用されていた (現在は埋没して窪地を残すのみ)。

阿木の生活域からは山頂に NTT の無線中継反射板が敷設されているのを見る事が出来る。また中腹にふるさと林道三森山線の道路造成跡が見られる。

登山道

天狗森山へは阿木林道ゲートから槙平を通り阿木恵那林道から登るルートが一般的。しかし阿木の里老の話を聞くと広岡側から登ったという人が多く、また江戸時代の飯沼村境図では寺川の上流から登る道が見られる。

四方山話

  • 天狗森山山頂から東南東の狸沢奥は天狗洞[MAP]と呼ばれている。
  • 槙平から天狗森山を貫通して下広岡まで用水トンネルが引かれている。
  • 林業か林道整備かの人が休憩ついでに天狗森の池を掃除したところ東海地方が伊勢湾台風に襲われたと伝えられる。誠に恐ろしい話である。

関連項目

外部リンク

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