天狗森山

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
名前の由来は定かでないが、古くは行事岳とも呼ばれる修験道の霊場であることから天狗の名が付けられたと考えられている。山頂付近には<strong>[[#天狗森の池|]]</strong>、<strong>[[#天狗の腰掛岩|]]</strong>がある。
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名前の由来は定かでないが、古くは行事岳とも呼ばれる修験道の霊場であることから天狗の名が付けられたと考えられている。山頂付近には<strong>天狗森の池</strong>、<strong>天狗の腰掛岩</strong>がある。
  
 
阿木の生活域からは山頂に NTT の無線中継反射板が敷設されているのを見る事が出来る。また中腹に[[ふるさと林道三森山線]]の道路造成跡が見られる。
 
阿木の生活域からは山頂に NTT の無線中継反射板が敷設されているのを見る事が出来る。また中腹に[[ふるさと林道三森山線]]の道路造成跡が見られる。
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File:tengumori sancho 05.jpg|2009/10 天狗森山山頂。
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File:tengumori sancho 01.jpg|2009/10 山頂の横に反射板が立てられている。
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File:tengumori sancho 02.jpg|2009/10 保古の湖・花無山を眼下に見る事が出来る。
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File:tengumori sancho 03.jpg|2009/10 遠くに御嶽山が見られる。
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File:tengumori sancho 04.jpg|2009/10 橋ヶ谷山と恵那山。
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File:tengumori ntt hanshaban 01.jpg|2009/10 山頂のNTT無線反射板。
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== 天狗森の池 ==
 
== 天狗森の池 ==

2009年12月8日 (火) 04:22時点における版

山稜
天狗森山
位置[MAP]N35:23:59.06/E137:31:13.00
標高1,313m

天狗森山(てんぐもりやま)は阿木の生活域に臨む高嶺の南側。天狗洞森山(てんぐぼらもりやま)と呼ばれる事もある。川上断層の逆断層によって隆起した山である。

目次

概要

名前の由来は定かでないが、古くは行事岳とも呼ばれる修験道の霊場であることから天狗の名が付けられたと考えられている。山頂付近には天狗森の池天狗の腰掛岩がある。

阿木の生活域からは山頂に NTT の無線中継反射板が敷設されているのを見る事が出来る。また中腹にふるさと林道三森山線の道路造成跡が見られる。

天狗森の池

天狗森の池(てんぐもりのいけ)[MAP]は天狗森山山頂から南西に約 100m の位置にある池の跡 (山道からひょいと入った所にあって少し分かりにくいので注意)。阿木歴史研究会による立て看板が立てられている。

かつてはここで雨乞いの儀式が行われていたが、現在では埋没して窪地を残すのみとなっている。近年、林業の人が休憩ついでに天狗森の池を掃除したところ東海地方が伊勢湾台風に襲われたと伝えられている。誠に恐ろしい話である。

天狗の腰掛岩

天狗の腰掛岩(てんぐのこしかけいわ)[MAP]は天狗森山山頂から南に約 250m の位置にある岩。作業路上にあるので山頂から南に進めば容易に見付ける事が出来る。

登山道

天狗森山へは阿木林道ゲートから槙平を通り阿木恵那林道から登るルートが一般的。しかし阿木の里老の話を聞くと広岡側から登ったという人が多く、また江戸時代の飯沼村境図では寺川の上流から登る道が見られる。

四方山話

  • 天狗森山山頂から東南東の狸沢奥は天狗洞[MAP]と呼ばれている。
  • 槙平から天狗森山を貫通して下広岡まで用水トンネルが引かれている。

関連項目

外部リンク

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