天狗森山
提供:安岐郷誌
山稜 | |
---|---|
天狗森山 | |
位置 | N35:23:59.06/E137:31:13.00 |
標高 | 1,313m |
目次 |
概要
名前の由来は定かでないが、古くは行事岳とも呼ばれる修験道の霊場であることから天狗の名が付けられたと考えられている。山頂付近には[[#天狗森の池|]]、[[#天狗の腰掛岩|]]がある。
阿木の生活域からは山頂に NTT の無線中継反射板が敷設されているのを見る事が出来る。また中腹にふるさと林道三森山線の道路造成跡が見られる。
天狗森の池
かつてはここで雨乞いの儀式が行われていたが、現在では埋没して窪地を残すのみとなっている。近年、林業の人が休憩ついでに天狗森の池を掃除したところ東海地方が伊勢湾台風に襲われたと伝えられている。誠に恐ろしい話である。
- Tengumorinoike02.jpg
2009/11 阿木歴史研究会による看板。
- Tengumorinoike03.jpg
2009/11 池全体は埋没している。
天狗の腰掛岩
- Tengunokoshikakeiwa02.jpg
2009/11 周囲は少し広く刈られている。
登山道
天狗森山へは阿木林道ゲートから槙平を通り阿木恵那林道から登るルートが一般的。しかし阿木の里老の話を聞くと広岡側から登ったという人が多く、また江戸時代の飯沼村境図では寺川の上流から登る道が見られる。
四方山話
- 天狗森山山頂から東南東の狸沢奥は天狗洞と呼ばれている。
- 槙平から天狗森山を貫通して下広岡まで用水トンネルが引かれている。
関連項目
外部リンク
- 天狗森山 (登山)