木曽路(きそじ)は木曾谷を通して中津川と塩尻を結ぶ中世から現代にかけての主要道。古くは吉蘇道とも書く。中山道の一部であり現在の国道19号が相当する。
続日本紀によれば東山道神坂峠越えの補助道として 702年 (大宝2年/飛鳥) に岐蘇山道(きそのやまみち)、713年 (和銅6年/奈良) に吉蘇路(きそのみち)が開通したとされている。また戦国時代の頃には整備も進んで東山道に代わる主要道として使われ始め、江戸時代には中山道のルートとなった。