焼山

提供:安岐郷誌
(版間での差分)
移動: 案内, 検索
5行: 5行:
 
|標高=1,709m
 
|標高=1,709m
 
}}
 
}}
{{ruby|'''焼山'''|やけやま}}は上矢作・長野との境界近くに位置する山の名前。全国にある他の焼山と区別するために美濃焼山と呼ぶ事もある。焼山という名は山のあちこちで[[炭焼き]]の煙が立ち上っていた事に由来している。
+
{{ruby|'''焼山'''|やけやま}}は上矢作・長野との境界近くに位置する山の名前。全国にある他の焼山と区別するために美濃焼山と呼ばれる事もある。焼山という名は山のあちこちで[[炭焼き]]の煙が立ち上っていた事に由来している。
  
日本歴史地名大系特別付録の[[:File:明治17年東濃地図.png|明治17年の地図]]、[[恵那郡誌]]付属の[[:File:Enagun_map_(1906-1933).png|明治-昭和頃の地図]]では阿木と上矢作・長野の境付近に{{ruby|<strong>阿賀滝山</strong>|あかたきやま}}という山の名が見られる。赤滝のある山といえば現在の焼山である事からこの頃は阿賀滝山 (赤滝山) と呼ばれていたと考えられる。
+
[[:File:明治17年東濃地図.png|明治17年の地図]][[:File:Enagun_map_(1906-1933).png|明治-昭和頃の地図]]を見ると現在の焼山の位置にあたる阿木・上矢作・長野の境付近に{{ruby|<strong>阿賀滝山</strong>|あかたきやま}}と言う名が見られる。赤滝のある山といえば現在の焼山である事からこの頃は阿賀滝山 (赤滝山) と呼ばれていたと考えられる。
  
 
三省堂日本山名事典によれば[[w:新第三紀中新世|新第三紀中新世]]の中期に起きた岩村逆断層 ([[恵那山断層|恵那山断層系]]) によって隆起した山である。上矢作町との境に位置し、阿木の生活域からは[[天狗森山]]に隠れてほとんど見ることはできない。[[中の島公園]]や川上の[[恵那神社]]、中津川市民病院などから遠景を望む事が出来る。
 
三省堂日本山名事典によれば[[w:新第三紀中新世|新第三紀中新世]]の中期に起きた岩村逆断層 ([[恵那山断層|恵那山断層系]]) によって隆起した山である。上矢作町との境に位置し、阿木の生活域からは[[天狗森山]]に隠れてほとんど見ることはできない。[[中の島公園]]や川上の[[恵那神社]]、中津川市民病院などから遠景を望む事が出来る。

2010年5月1日 (土) 16:22時点における版

山稜
180px
焼山
位置[MAP]N35:24:13.77/E137:33:51.09
標高1,709m

焼山(やけやま)は上矢作・長野との境界近くに位置する山の名前。全国にある他の焼山と区別するために美濃焼山と呼ばれる事もある。焼山という名は山のあちこちで炭焼きの煙が立ち上っていた事に由来している。

明治17年の地図明治-昭和頃の地図を見ると現在の焼山の位置にあたる阿木・上矢作・長野の境付近に阿賀滝山(あかたきやま)と言う名が見られる。赤滝のある山といえば現在の焼山である事からこの頃は阿賀滝山 (赤滝山) と呼ばれていたと考えられる。

三省堂日本山名事典によれば新第三紀中新世の中期に起きた岩村逆断層 (恵那山断層系) によって隆起した山である。上矢作町との境に位置し、阿木の生活域からは天狗森山に隠れてほとんど見ることはできない。中の島公園や川上の恵那神社、中津川市民病院などから遠景を望む事が出来る。

山頂付近は深い熊笹に囲まれていて容易には近付く事はできない。

写真集

関連項目

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
Sponsored Link
ツールボックス
Sponsored Link