秋葉講

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東海道名所之内 秋葉山

秋葉講(あきばこう)秋葉大権現を信仰する講。一般的な信仰と同じように、静岡県浜松市にある秋葉山本宮秋葉神社を参拝したり、そこに通じる参道の整備、地元への秋葉神社の勧請などの活動を行っていた。

秋葉大権現は火除け・火伏せの霊験があると言われており、また山の上の高いところに祭る習わしである。土着の民間信仰が修験道 (山岳信仰) が混合したものと言われている。江戸時代中期〜後期には修験道ブームもあり全国で盛んに参拝・勧請されていた。

恵那地方からは秋葉道を通って秋葉山本宮へ参拝していた。阿木では広岡 (亀石の山の上) や大根木 (高松山の上) に祭られており、大野八幡神社などの摂社として併祀もされている。また野内の秋葉神社阿木公会堂の防火祈願を目的として勧請された物である。

元々は神道と仏教を合わせた修験道であったが、明治の神仏分離令で多くはカグツチを祀る神社という形態を取るようになった。

目次

秋葉神社本宮

秋葉神社の本宮は静岡県浜松市天竜区春野町 (遠江国)秋葉山(あきはやま)にある。山頂の上社と麓の下社に別れており両方を合わせて秋葉神社本宮としている。また下社から上社へ向かう旧参道 (登山道) の途中に明治時代の神仏分離によって別れた秋葉寺(しゅうようじ) (三尺坊) があり、上社から徒歩10分程で行くことが出来る。

上社

上社(かみしゃ)[MAP]は秋葉山山頂に祀られている。天竜川の雲名橋(うんなばし)[MAP]を渡り天竜スーパー林道を登って行くと右手に駐車場入口が見える。駐車場から本殿まで500mほど階段を上る。

下社

下社(しもしゃ)[MAP]は気田川沿いにある。

四方山話

  • 東京の秋葉原も明治4年に秋葉様を勧請して祭ったことから付けられた地名である。元はアキバハラであったが現在は訛ってアキハバラと呼ばれている。

関連項目

外部リンク

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