膏薬(こうやく)は湿布として使用されていた貼り薬。漢方薬などを油で練り紙の片面に塗ったものである。
患部に貼り付けて薬が皮膚に着いたら紙をはがすため塗り薬に近い。昭和の時代にはまだ使っている老人がしばしば居たが現在では見掛けなくなった。なお市販品として多く使われていたのは下呂膏(黒)である。