蠶靈

提供:安岐郷誌
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蠶靈の石碑

蠶靈(こだま) (蚕霊) とは豊蚕祈願のための蚕の神様である。蚕神、蚕影、蚕玉、絹笠 (衣笠) など地方によって呼び名や祭祀方法が若干異なることがある。

養蚕は雹で桑の葉が全滅したり病気が流行ったりと農作と同様に天候に大きく左右される面があった。このため養蚕の隆盛と共に全国で蚕神が祀られるようになっていった。

目次

石碑

宮ノ根

阿木の中では飯沼宮ノ根子安寺左側に「蠶靈」と彫られた石碑が建てられてる。背面には「昭和十六年 (1941年) 一月 飯沼下部養蚕實行組合建之」と彫られている (資料撮影 1)

富田

阿木の他には富田の東光院の川向かいに蠶靈と彫られた石碑が建てられている。

園原

神坂峠の長野側、園原の月見堂に「蚕供養」と彫られた石が立っている。神坂峠には岐阜県側の強清水にも蚕種の風穴が残っており、この周辺地域も養蚕が盛んな地域だったことが窺える。

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