飛鳥池の木簡
提供：安岐郷誌
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| − | + | 丁丑年十二月三野国{{ruby|刀支評|ときのこおり}}次米<br/> | |
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| − | {{ruby|恵奈五十造|えなのさとのみやつこ}} | + | {{ruby|恵奈五十造|えなのさとのみやつこ}} 阿利麻<br/> |
春人服部枚布五斗俵 | 春人服部枚布五斗俵 | ||
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| − | + | この書から美濃国土岐郡恵奈の里長である{{ruby|阿利麻|ありま}}が天武天皇に献上した{{ruby|次米|すきのこめ}} ([[w:新嘗祭|新嘗祭]]に使用する米) に付けられていた木簡と考えられている。また、元々恵奈は土岐郡に属してたことがうかがえる。 | |
| − | + | {{ruby|丁丑|ていちゅう}}年とは {{年号|677}} で[[w:天武天皇|大海人皇子]]が[[w:壬申の乱|壬申の乱]]に勝利して天武天皇として即位した 5 年後である。「日本書紀」においてもこの年の天武天皇6年11月己卯 (21日) 条に新嘗祭と記されている。この木簡と共に出土した別の木簡には「天皇」という字が記されており、天皇という言葉が確認できる最も古い遺物としてニュースになった。 | |
== 参照 == | == 参照 == | ||
2010年8月8日 (日) 09:51時点における版
飛鳥池の木簡は 1997年 (平成9年) に奈良県明日香村の飛鳥池遺跡から出土した木簡。
丁丑年十二月三野国
刀支評 次米
恵奈五十造 阿利麻
春人服部枚布五斗俵
この書から美濃国土岐郡恵奈の里長である
