善光観世音
提供:安岐郷誌
善光観世音由来記
今より十年前行者健友師の法華經文にて三宅家の祈祷供養中に行者の目前に観音の姿が顕はれ直に消去られ次の祈祷の座に神霊が行者に降下され「自分は昔阿木川の渡り場の観音であったが或る年の大洪水で姿が押し流され居る処が無く宙に漂っていたが有難い祈祷を聞き顕はれたとお告げになり立去られ直に祈祷の神が立替り行者に降下され今の観音を善光を思い世話せよと申付立去られました」
このお告げを受けあらたかの観音様と信じ奉り供養重ねて差上昭和四十五年十二月聖観音の姿を刻み善光観世音菩薩と祝詞奉り阿木区並に附近の皆様の協力を得阿木川橋のほとりに建立再出現を願いました次第
以来交通安全家内安全家業繁栄の守護神として信者の篤い信仰を集めています
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阿木橋場 三宅普一
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09/06/15 穏やかな顔の観音石仏が祀られている。
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09/06/15 隣に無縁仏が祀られている。