東野(ひがしの)は大井の東にあり飯沼と境界を接している。
茄子川村との山境争いを起こし大岡越前連名の判定を受けたと書かれている。
古文書に、東野村と茄子川村と山林の境界論を起せし時、判決を下し境界を定めたる時の證に、奉行十一名連署判あり、其五人目に大岡越前守あり、此の時は享保三年八月二十五日なり。