無尽とはある目的のために定期的に参加者からお金を集める講の総称。銀行などの金融機関が無かった時代から続いている相互扶助システムである。
阿木で行われている無尽は毎月全員から集金して一人が総取りする方法が多い。公平になるよう貰えるのは順番であるが、冠婚葬祭など参加者都合の突発的な入り用で順序を入れ替えてもらえる事もある。
参加者同士の信用のみで成り立つシステムであるため地区の近所や仲の良い仲間内で行われる事が多く、またこのために民間金融というより近所付き合いの一環として行われている事が多い。目的も様々で、共用の大型農機具購入や遍路旅行などの目的で積み立てを行う無尽もある。
参照