飯沼断層

提供:安岐郷誌
移動: 案内, 検索

飯沼断層(いいぬまだんそう)は大根木から下広岡、大野、飯沼にかけて走る約 3km の活断層。西側が隆起した逆断層で、大野の水田と牧野の大地を隔てている段丘[MAP]がこの飯沼断層によって形成されたものである。

地震調査研究推進本部 H11 屏風山・恵那山断層帯 地形地質調査 図3-1-5-24より

断層のラインを地図で見てみると高松山[MAP]飯野溜池の高台[MAP]も飯沼断層によって形成されたように見られる。また木戸ヶ入川は下広岡で飯沼断層に当たりそれに沿って流れているのが分かる。大野、広岡、藤上、野内、飯沼に囲まれる藤上台地と呼ばれる里山一帯も飯沼断層によって形成された地形なのだろうか。

1999年 (平成11年) の地震調査研究推進本部の調査によれば、広岡から大野にかけてが確実な活断層、飯沼や大根木は活断層であろうと推測される断層という結果が出ている。大規模な地震が発生した時には周辺地域に大きな影響を与える可能性が高い。

四方山話

  • 昔々、巨大な山津波が起きて山がまるごと移動してきたのが今の牧野の台地であるという昔話もある。

外部リンク

個人用ツール
名前空間

変種
操作
案内
Sponsored Link
ツールボックス
Sponsored Link