へぼ
提供:安岐郷誌
へぼとは地蜂 (クロスズメバチ) の呼び名 (おおよそ木曽から三河付近までで通じる)。蜂の子とも呼ばれ、海のない内陸地における貴重なタンパク源の一つとして食用にされていた。現在は郷土の珍味として食べられることが多い。
一般的に巣から一匹ずつつまみ出した幼虫、さなぎ、成虫をまとめてバターで炒ったり、甘露煮や佃煮に加工する。取れたての場合は生きた幼虫を直接つまみ出して食べることもある (ほのかに甘い)。
土産物屋で買うと一缶2,000円ほどする高級品である。
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巣から取り出したクロスズメバチ
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へぼの甘露煮