切石 (牧野)

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[[File:makino kasaishi 01.jpg|thumb|牧野の笠石]]
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{{ruby|'''牧野の笠石'''|まきののかさいし}}<map name="牧野の笠石" lat="35.404484" lon="137.480625"/>は牧野の草むらの中に放置されている1.5m四方ほどの四角い大きな石である。[[ほらがた]]へ下る一本松から大野方向へ20mほど進んだ道路脇に見られる。
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{{ruby|'''牧野の切石'''|まきののきりいし}}<map name="牧野の切石" lat="35.404484" lon="137.480625"/>は牧野の草むらの中に放置されている1.5m四方ほどの四角い大きな石である。[[ほらがた]]へ下る一本松から大野方向へ20mほど進んだ道路脇に見られる。
  
 
これは昔、野内の組の衆が石燈籠の笠か何かを作るために山から切り出した石をここまで運んだが、あまりの大変さに諦めてここにうち捨てたものである。牧野から[[鬼坂]]を下ろす予定だったのだろうが、このような大きな石を鬼坂で下ろすのは困難を極めるであろう。それ以来、特に移動する必要性もなかったのでここにそのまま置いてあるという。
 
これは昔、野内の組の衆が石燈籠の笠か何かを作るために山から切り出した石をここまで運んだが、あまりの大変さに諦めてここにうち捨てたものである。牧野から[[鬼坂]]を下ろす予定だったのだろうが、このような大きな石を鬼坂で下ろすのは困難を極めるであろう。それ以来、特に移動する必要性もなかったのでここにそのまま置いてあるという。
  
笠石は田んぼか畑だった場所に置かれたように見受けられる。牧野が本格的に開墾され始めたのは昭和の初期頃からであるから笠石もそれほど古い話ではないだろう。[[熊野神社 (野内)|熊野神社]]の石燈籠を作ろうとしたのか、それとも[[秋葉道]]の燈籠を建てようとしたのか、またどこから切り出して運んだものなのかは今となっては分からない。
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切石は田んぼか畑だった場所に置かれたように見受けられる。牧野が本格的に開墾され始めたのは昭和の初期頃からであるから切石もそれほど古い話ではないだろう。[[熊野神社 (野内)|熊野神社]]の石燈籠を作ろうとしたのか、それとも[[秋葉道]]の燈籠を建てようとしたのか、またどこから切り出して運んだものなのかは今となっては分からない。
  
 
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2009年8月21日 (金) 14:32時点における版

牧野の切石(まきののきりいし)[MAP]は牧野の草むらの中に放置されている1.5m四方ほどの四角い大きな石である。ほらがたへ下る一本松から大野方向へ20mほど進んだ道路脇に見られる。

これは昔、野内の組の衆が石燈籠の笠か何かを作るために山から切り出した石をここまで運んだが、あまりの大変さに諦めてここにうち捨てたものである。牧野から鬼坂を下ろす予定だったのだろうが、このような大きな石を鬼坂で下ろすのは困難を極めるであろう。それ以来、特に移動する必要性もなかったのでここにそのまま置いてあるという。

切石は田んぼか畑だった場所に置かれたように見受けられる。牧野が本格的に開墾され始めたのは昭和の初期頃からであるから切石もそれほど古い話ではないだろう。熊野神社の石燈籠を作ろうとしたのか、それとも秋葉道の燈籠を建てようとしたのか、またどこから切り出して運んだものなのかは今となっては分からない。

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