大野杜

提供:安岐郷誌
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大野杜

大野杜(おおのもり)は大野の八幡神社を中心とする鎮守の杜。旧大野村の中心地である。大野の集会所や巡回福祉バス停、また道路の向こうには消防団の施設が設置されている。

目次

大野八幡神社

大野八幡神社(おおのはちまんじんじゃ)[MAP]は大野農免農道沿いにある神社。付近の森と合わせて大野杜と呼ばれている。旧大野村の村社であり、また広岡八幡神社ができる前は現在の広岡も併せての産土神であった。境内には大銀杏があり倉やかまどが併設されている。

摂社は向かって右から御鍬(おくわ)神社、天白(てんばく)神社、秋葉(あきば)神社、神明(しんめい)神社、金刀比羅(ことひら)神社、八幡神社、愛宕(あたご)神社、稲荷神社、山祇(やまつみ)神社、州原(すはら)神社が祭られている。

飯沼広岡水道竣工之碑

水道竣工之碑

飯沼と広岡に簡易水道が通ったのは平成に入ってからである。それ以前の生活用水は井戸水のみであった。日常生活に支障が出るような事はなかったが、何年も経つと砂で井戸が埋まったり、年によって水量の上下があったり、また農薬などによる汚染の心配などもあった事から、水の安全性と安定供給ということで簡易水道が通った。

当初はまずくて飲めない、風呂や洗い物にしか使えないなどと言われることが多かった水道であったが、今後は新しく井戸を掘る事もなくなって行くだろう。

簡易水道は給水人口 1,000 人に対して総延長 22km、事業費 9 億円で竣工。大野八幡神社にその事業の石碑が建てられている。

飯沼広岡水道竣工之碑 中津川市長 小林房吉

碑文
飯沼・広岡地区には現在まで水道施設がなく井戸水や流水を生活用水としてきたが水不足と水質の悪化が進み早急に水道建設を望む声が高まり当事業は平成九年六月越沢川の伏流水を水源として越沢浄水場の建設に始まり平成十二年三月竣工した。尚、本事業に際し寺川水系地域のご理解とご協力があったことを忘れることはできない。事業概要は次のとおりである。

給水人口 一、〇〇〇人 施設 浄水場敷地 一、八九三平方米 配管総延長 二二、四〇〇米 事業費 九億二千四百四十四万一千円 財源内容 国 二億一千百九十九万五千円 県 五千二百九十九万八千円 四 四億一千六百九十三万三千円 受益者 二億四千二百五十一万五千円 平成十二年六月吉日 飯沼・広岡簡易水道建設委員会 委員長 鈴木末夫 鷹見洋夫 副委員長 田島博寿 鷹見純是 林宏征 今井久喜 会計 田並正三 足立幸博 鈴木政志 鷹見憲三 委員 渡辺京弥 竹山賀信 稲川貴一 西尾幸雄 可知康志 渡辺千秋 渡辺眞平 三宅誠 稲川信義 佐々木泰信 花田美晴 酒井和恵 真田成男 三宅美宣

大野杜 水道竣工之碑02.jpg
資料撮影 09/02/21 [1]

伊藤家屋敷跡

伊藤家屋敷跡

大野杜から道を挟んだ向かいに伊藤家屋敷[MAP]と呼ばれる屋敷があった。阿木の中でもかなり古い家で(ちょうな)削りの木材で作られた屋敷だったと云う。

昭和の時代に多治見かどこかに引っ越して現在は屋敷神のみが残っている。

参照

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