岩村神社(いわむらじんじゃ)は岩村町の柳町にある神社。
1221年 (承久3年/鎌倉)、後鳥羽上皇は鎌倉幕府打倒を唱えて挙兵したが源頼朝の軍勢に破れた (承久の乱)。帝の忠臣で乱の首謀者の一人であった一条信能(いちじょうのぶよし)も捕らえられ身柄は遠山景朝に預けられた。景朝は信能を遠山荘に送り、同年8月14日に岩村の相原で処刑。享年32だった。この一条信能を祀って祠を建て若宮神社としたのが始まりである。
1880年 (明治13年) の明治天皇の中山道行幸の折に勅使を派遣し祭祀を賜った。これを機に神社の名前を岩村神社と改めた。