旧阿木橋

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{{ruby|'''旧阿木橋'''|きゅうあぎばし}}<map title="旧阿木橋" lon="137.463542" lat="35.395913"/>は[[Aコープ]]前の[[阿木川]]に架けられている橋。橋の中央から本庄側は橋桁も欄干もある太い橋、加免割側が鉄の細い橋という珍しい形をしている。細い方は自転車程度しか通ることができない。
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{{ruby|'''旧阿木橋'''|きゅうあぎばし}}<map title="旧阿木橋" lon="137.463542" lat="35.395913"/>は[[Aコープ]]前の[[阿木川]]に架けられている橋。橋の中央から橋場側は橋桁も欄干もある太い橋、{{ruby|加免割|かめわり}}側が鉄の細い橋という珍しい形をしている。細い方は自転車程度しか通ることができない。
  
{{年号|1938}} 12月竣功。元々は現在の半分の川幅に架けられた橋だったが、3 度にわたる昭和の大水害で加免割側の岸が大きく削られてしまった。その後、これ以上の浸食が起きないよう護岸が整備されたが、結局橋の掛け替えは行われず、歩行者用の橋を継ぎ足して新しい[[阿木橋]]ができた後もそのまま残され現在に至っている。
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== 説明 ==
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橋場の名が示すように古くからこの場所は阿木側を渡す橋が架けられていた場所である。[[岩村街道]]として岩村・恵南地方と大井・中津川をつなぐ街道であった。
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現在の橋は {{年号|1938}} 12月に竣功したものである。元々は現在の半分の川幅に架けられた橋であったが、[[災害復旧竣工記念碑|昭和の大水害]]によって加免割側の岸が大きく削られてしまった。その後、これ以上の浸食が起きないよう護岸が整備されたが、結局橋の掛け替えは行われず、歩行者用の橋を継ぎ足して新しい[[阿木橋]]ができた後もそのまま残され現在に至っている。このため旧阿木橋の中央では加免割側の親柱が浮いている状態になっている。
  
 
== 写真集 ==
 
== 写真集 ==
 
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File:old agi bridge07.jpg|2009/11 旧阿木橋]]
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File:Old agi bridge01.jpg|09/06/15 対岸の左はJA、その先は地域振興センター。
 
File:Old agi bridge01.jpg|09/06/15 対岸の左はJA、その先は地域振興センター。
 
File:Old agi bridge02.jpg|09/06/15 加免割側から。自転車程度であれば通行できる。対岸にAコープが見える。
 
File:Old agi bridge02.jpg|09/06/15 加免割側から。自転車程度であれば通行できる。対岸にAコープが見える。
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== 四方山話 ==
 
== 四方山話 ==
* 橋の太い方は旧農協の臨時駐車場として機能していた。現在でもよく車が停まっている。
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* 橋の太い方は旧農協の臨時駐車場やバスなどの大型車の切り返し用として機能していた。現在でもよく車が停まっている。
  
 
== 参照 ==
 
== 参照 ==
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* [[阿木橋]]
 
* [[阿木橋]]
 
* [[阿木大橋]]
 
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[[Category:四分団|きゆうあきはし]]
 
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[[Category:交通設備|きゆうあきはし]]
 
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2010年8月9日 (月) 16:16時点における最新版

旧阿木橋(きゅうあぎばし)[MAP]Aコープ前の阿木川に架けられている橋。橋の中央から橋場側は橋桁も欄干もある太い橋、加免割(かめわり)側が鉄の細い橋という珍しい形をしている。細い方は自転車程度しか通ることができない。

目次

[編集] 説明

橋場の名が示すように古くからこの場所は阿木側を渡す橋が架けられていた場所である。岩村街道として岩村・恵南地方と大井・中津川をつなぐ街道であった。

現在の橋は 1938年 (昭和13年) 12月に竣功したものである。元々は現在の半分の川幅に架けられた橋であったが、昭和の大水害によって加免割側の岸が大きく削られてしまった。その後、これ以上の浸食が起きないよう護岸が整備されたが、結局橋の掛け替えは行われず、歩行者用の橋を継ぎ足して新しい阿木橋ができた後もそのまま残され現在に至っている。このため旧阿木橋の中央では加免割側の親柱が浮いている状態になっている。

[編集] 写真集

[編集] 古写真

[編集] 四方山話

  • 橋の太い方は旧農協の臨時駐車場やバスなどの大型車の切り返し用として機能していた。現在でもよく車が停まっている。

[編集] 参照

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