川上
提供:安岐郷誌
は中津川の上流に位置する集落。阿木からは国道363号を中津川方向に北上し保古山の峠を下りた場所にある。中津川より南側で、焼山に繋がる地域が阿木川上として阿木に属している (中津川上流部分は境界未設定)。ただし峠越しとなるため実際には中津川市街と密着しており阿木との生活交流は少ない。
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沿革
川上は古く川上村という集落であった。江戸時代初期に急成長する尾張国の成長を支えるため、木材確保のために木曽から恵那山麓、中津川宿、大井宿が尾張藩領になった。川上村は中津川を挟んで北側が尾張藩領、南側が岩村藩領 (阿木村属) という区分となった。現在阿木川上と呼ばれているのはこの岩村藩領だった部分で、恵那神社などのある北部は正ヶ根と呼ばれている。
江戸時代から昭和の中期にかけて何度か起きた修験道ブームで恵那山も多くの信者が訪れた。
阿木川上
中ノ平
奥ノ平
は川上から中津川を渡らないで上流へ向かい突き当たり付近。奥平断層が走っている。
丸山
は黒井沢と中津川が合流する恵那山黒井沢登山口の付近か。また狸沢 (槇平) と三森山の雨量観測所にも字丸山の名が見られる。